ロングストローク

日々迷走中。やっぱスカルかな。

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思考の補助線

 旅は計画を練っているときが一番楽しい。出発後は瞬く間に時間が過ぎる。工作やプログラミングも、作っているときが一番楽しい。完成すれば、満足感は味わえるが、興味は他へと移ってゆく。そして、最後は飽きて終わる。

思考の補助線 (ちくま新書 707)思考の補助線 (ちくま新書 707)
(2008/02)
茂木 健一郎

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 複雑化する世の中では、わかりやすいことが求められる。でも本当は、わかりやすいことよりも、わかりづらいことのほうが楽しい。簡単なものはすぐに飽きるが、複雑難解なものは好奇心を刺激し続けられる。終わりがない。永遠に楽しい。しかし、多くのメディアは、わかりやすさばかりを求める。そんな、わかりやすい病にかかった世の中に、警鐘を鳴らす一冊である。


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  1. 2008/03/04(火) 23:09:09|
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フューチャリスト宣言

 会話形式の本はあまり好きじゃない。読み辛いし、なによりも手抜き感が否めない。有名人や作家が適当に喋って、編集者が都合良く纏めただけって感じがする。ただ、両著者はお気に入りの作家なので、一応読んでおいた。夢の対談である。

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)
(2007/05/08)
梅田 望夫、茂木 健一郎 他

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 実行できるかどうかは別として、新しい視点でいろいろとおもしろいことが書かれている。一番印象に残っていることだけ記しておく。シリコンバレーでは、エンジニアの採用試験にブログを使う企業が増えているそうだ。履歴書や小論文などの書類審査と面接というのが通常の採用試験だが、この程度の情報量では、採用するエンジニアの能力を客観的に評価するのが難しいらしい。まあ、そうだろう。1時間くらいの面接だと印象くらいしか分からない。だから、ブログのURLを提出させて、人事担当者が事前に調査するそうだ。ブログ上で取り上げているテーマや記述内容などから、その人の人生観や思想、趣味、特性などを徹底的に調査分析する。これが履歴書。1時間程度の面接だと、いかようにも自分を装飾できるが、大量に蓄積された履歴は簡単に変えれないし装飾もできない。ここがシリコンバレーを目指すスタート地点となる。だから、ブログを持っていない応募者は、採用試験の土俵にも乗らないんだって。実にアメリカらしい。


  1. 2008/01/31(木) 21:42:14|
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新・資本論

 WIDEで公開されている大前研一の特別講義に魅了されて買ってしまった。経済に対する考え方が刷新される内容だった。もう1冊の「新・経済原論」と合わせると、千ページを越える大著となる。

大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む
(2001/10)
大前 研一

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 新渡戸稲道は、英語で武士道(Bushido: The Soul of Japan)を著した。大前氏も、これらの著書を英語で書いている。原書は読めないから、日本人が書いた本を、翻訳版で読むことになる。見えない大陸(Invisible Continent)で起きている新しい経済世界の原理原則について論述されている。実体経済はゼロにはならないけどジリ貧で尻すぼみ。一方で、ボーダレス経済、サイバー経済、マルチプル経済は無限の可能性を秘めている。いつの時代も、本当のリーダーは次元が違う。石原じゃなくて、彼が都知事になっていたら、日本も変わっていただろう。そういえば大阪府は大丈夫なのだろうか。


  1. 2008/01/30(水) 20:32:19|
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虚数の情緒

 恐ろしい本を読み始めてしまった。1,000ページ以上もある。分厚くて重いだけじゃない。鋭い切れ味の文章と、数学を基礎とする巧みな論理展開。時間があれば一気に読みたいところだが、4桁の壁は大きい。いや、時間がないなんて、このような大著を書いた著者に言わせれば、小人の戯言なんだろう。スケールが違う。世界観が違う。全ての内容が刺激的で、魅せられる。

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法虚数の情緒―中学生からの全方位独学法
(2000/03)
吉田 武

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 元来、怠け者で面倒くさがり、不精な人間なので、こういう本を読んで気を抜かないように、日々心掛けている。まだ読み始めたばかりなので道のりは長いが、15ページ目から格言をひとつ引用する。「青年よ、易きにつくな」。あれっ、数学の本じゃなかったっけ??青年のカバーする範囲が微妙なので、「中年よ、易きにつくな」と言い聞かせておく。


  1. 2008/01/19(土) 10:55:29|
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がんばっていきまっしょい

 全十話を手に入れた。10分ずつ細切れに見ている。なぜか中国語の字幕入り。舞台は四国松山。穏やかな瀬戸内海。湖のよう。荒れ狂う冬の日本海とは大違い。

がんばっていきまっしょい DVD-BOXがんばっていきまっしょい DVD-BOX
(2006/02/15)
鈴木杏、錦戸亮 他

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 スポーツも仕事も、要はどれだけ自分を追い込めるかだと思う。こんなことばっかりやってるのはもう嫌だ、早く開放されたい、別のことがしたい、と思っても逃げないで走り続けないといけない。それができなければ、何も成長しないし、何の技術も身に付かない。所詮自己満足の世界だが、時間は前向きにしか流れない。豊かな時代には快楽主義が蔓延する。高校生に教えられことは多い。


  1. 2008/01/09(水) 23:59:59|
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進化しすぎた脳

 最近の座右の銘。「今、自分の感じてる幸福感も挫折感も、全て自分の脳から出されている神経伝達物質の一種でしかないんです。つまり状況が不幸なんじゃなくて、状況に対しての自分の反応が不幸なんです。だとしたら楽しくしちゃった者勝ちだと思って。(by はいね)

進化しすぎた脳 (ブル-バックス)進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
(2007/01/19)
池谷 裕二

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 はいねと言っても、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネ(1797 - 1856)ではなく、尊敬してやまない天才ブロガー・加藤はいねの言葉。この神経伝達物質でコントロールされているのが我々の脳だと著者は語る。明治の文豪・夏目漱石は、人間の脳の思考空間は宇宙よりも広いと表現した(「こころ」より)。脳トレなどから端を発した一大脳ブームで、巷の書店には多種多様な脳・脳科学関連の本が溢れ返っているが、この本がマイベストブレインブックだ。薬学者の著者によって、特に神経伝達物質のことが、詳細かつ平易に書かれている。会話形式だがテンポは良い。タイトルの意味も本書を読めば目からウロコ的に理解できる。珍しく2回も読み返した。あと数回読み返したいくらい深い内容の本である。


  1. 2008/01/08(火) 23:59:59|
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SVM

 今日から仕事始め。正月休み中は、サポートベクターマシーン(Support Vector Machines)というものを作っていた。前々から、どんなマシーンなのか気になっていた。本が出ていたので読んでみたが、いろいろと謎な点が多かった。

サポートベクターマシン入門サポートベクターマシン入門
(2005/03)
ネロ クリスティアニーニ、ジョン ショー‐テイラー 他

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 外は雪だし、まとまった時間が取れたので、実際に作って動かしてみた。百聞は一見にしかず。習うより慣れろ?本書がなくても、作るだけならこの資料でも十分。Cone-torusデータセットをダウンロードして、マシーンの性能を試した。赤、緑、青チームの陣取り合戦で評価する。



 SVMの分類結果が下図。緑と青の重なった領域を如何に分類するかで勝敗が分かれる。白丸で囲まれているのが、最前線に立って戦ったデータたち。

080104_02.jpg

 青チームが優勢で、結果は86.5%だった。ちょっと改良すると90.5%まで上がった。これからどう料理(始末)するかが大変。そんなこんなで、正月休みはあっという間に終わった。


  1. 2008/01/04(金) 23:59:59|
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レガッタ

 マンガは楽しめる時間に対するコストパフォーマンスが悪いので、なるべく買わないようにしています。ただ、これは例外的に新古品で買ってしまいました。ボートを始める人や始めたい人には良書だと思います。気軽に読めて、かつボート用語も簡単に覚えることができます。入門者向けのバイブルとして普及活動に勤めたいです。ちなみにレガッタとはボートレースのことです。

レガッタ 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)レガッタ 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
(2002/07/05)
原 秀則

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 内容は、現在のボート界の実情を織り交ぜつつも、完全なフィクション。練習もしない主人公がいきなり強くなってオリンピックまで出場するのは、やっぱマンガだなって気がしました。何度も登場する「風を越える」ってのがかなり意味不明。ドラマ化されたのでタイトルくらいは知っていました。もちろん見てません。秋田国体の時にボート部の現役高校生に聞いたところ、ドラマはかなり不評だったそうです。全然部員が増えなかったと。逆に部員が減ったと。もこみちがダメだったみたいです。ぼくが高校生の時は「愛という名のもとに」というドラマが大ヒットして、唐沢&江口効果で部員が大量に入りました。保奈美を目指してマネも大量に入りました。古いですね。


  1. 2007/12/29(土) 06:55:01|
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希望格差社会

 新コーナーです。ブログって便利ですね。簡単にアマゾンからリンクが貼れました。アマゾン側からすれば、単なる広告の一部でしかないのですが、利用者にとってはすごく便利です。素晴らしいビジネスモデルだと思います。

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫 や 32-1)希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫 や 32-1)
(2007/03)
山田 昌弘

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 で、肝心の読書感想文は、小学校の頃から苦手でした。何を読んでも間に受けてしまいます。単に一度やってみたかっただけです。本書によると、リスクを払って新しいことに挑戦することより、リスクの大きさ自体が、希望の格差という社会問題を生み出しているそうです。でも、もうパイプライン式の1億総中流社会には戻れません。希望を持てるか持てないかは、その人の生き方や人生観です。衣食足りて礼節を忘れなければ問題ないと思います。格差ではなく多様性です。価値観やライフスタイルが多様化しているだけです。


  1. 2007/12/27(木) 19:44:44|
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